研究内容RESEARCHES

この研究は、高フレームレートのビデオ画像で数百ヘルツで羽ばたく動作から得られる、輝度の周期的な変化を画素毎に調べることにより、自然界で飛翔する蜜蜂の追跡を実現しています。すべての画素で短時間フーリエ変換を実行することによって、輝度の周期的な変化が抽出され、振動として検出された画素は、ラベル付けされ、複数の蜜蜂に対応する複数のラベル領域として識別される。蜜蜂の移動軌跡は、時間周波数応答を用いて飛行アクティビティとして観測される。蜂の巣箱周辺の4mx4mの場面において、1024×1024画素画像を2000fpsで撮影したときの蜜蜂のアクティビティセンシングの性能を評価する実験を行った。この実験では、1画素は4mmに対応しており、アピアランス特徴が明瞭でない12-14mmサイズの小さな飛翔蜜蜂を追跡できることを実証した。